paragliders
Published on: 28 Jun 2011
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ラッシュ3:デルタ/R10の技術がEN Bクラスに! オゾンのテスト・デザインチームは南フランスで大変忙しい冬を過ごしました。すっかり新しくなったラッシュ3のリリースをお知らせできることにとても興奮しています。このグライダーは、次世代の高性能中級スポーツクラスのクロカングライダーを代表するもので、俊敏なハンドリング、優れたスピードレンジ、EN Bクラスの受動的安全性を保持し、飛行時間の少ないサンデーフライヤーから経験豊富なクロカンフリークまでに適したグライダーです。ラッシュ3は、ラッシュ2の後継機ではありますが、デルタ、マントラM4と言ったオゾンの最新世代の高性能機により似通ったものです。前モデルより大きく性能は上がっていますが、フライト中のフィーリングもさらに洗練されています。 我々の比較テストによれば、ラッシュ3は性能において、EN Bクラスのトップであるだけでなく、上のクラスでも十分通用するものとなっています。ラッシュ3は、同クラスのどのグライダーよりも滑空性能にすぐれ、オゾンのトレードマークとなったハンドリングにより、飛ぶことがさわやかで楽しいグライダーとなっています。 革命的R10およびデルタのキャノピー製造方法、リーディングエッジの剛性をアップしより潰れ難くさせるリーディングエッジの補強、最適化されたライン取り付け位置によりラッシュ3は中級スポーツ・クロカングライダーとして1レベル上のものとなっています。 ラッシュ3は、5サイズがラインアップされています: 認証登録される飛行レンジ XS:55-75 S:70-90 M:85-105 L:100-120 XL:115-135 Mサイズは既にEN Bで認証登録が済んでおり、他のサイズも数週間のうちに登録される予定です。試乗は最寄りのオゾンディーラで3月にはできると思います。
この冬も注意深い研究、評価そして大会のすえ、R10の正しく価値ある後継であると確信するグライダーを発表できることを嬉しく思います。またしても、我々は、スピード、性能そして安心感をアップさせることによりレベルをさらに上げました。R11は、注意深く洗練させたR10の進化形です:我々は、いくつかの問題点を改善しつつR10の最も良い特性を維持させるために大変苦労しました。R11には、性能、安心感、扱いやすさにおいて顕著な改善に繋がったいくつかの非常に革新的な新しい特徴(特許出願中)があります。 現在のところ、R10はオープンクラスのコンペ機のベンチマークとなっており、大会では、比べるものがありません。しかしながら、R11はあらゆる点で進歩しています。より安定しており、より潰れ難く(特に高速時)なっています。さらにR11は、より飛行中の安心感があります。フィナルグライドでR11に追いつくものはないでしょう:使える速度を10kmhアップさせました。R11は、真剣なコンペパイロットの唯一の選択肢と言えます*。 ここオゾンでは誰もが、この新しいグライダーに興奮しています。有名な映画のことを思い出します:「戦いが、水中に戻ることが安全だと思った時...」 :-) 我々が、R11には刺激的な新しいテクノロジーが使われていると言うことを信じてください―来週にでも受注可能となった折にはもっと詳しい説明をします。これからのシーズンにこのベビーシャークを自分のそばに置いておきたいと誰しもが望むでしょうが、世界選手権に出場する選手が優先されます。 *安心感と扱いやすさが顕著に改善されたと言っても、このグライダーは、R10同様、真剣なトップレベルのコンペパイロットのみのものであることに変わりはありません。 ではまた、チーム全員より。今年の大会も刺激的になることを期待しています。
マントラM4:コンペ機の性能が認証登録機に。 新しいM4は、R10が昨年世界中のコンペパイロットに提供したものと同じ性能の優位性を望むシリアルクラスのパイロットへの我々の答えです。我々が言えることは、M4が間違いなく、これまでにシリアルクラスの認証を得たグライダーの中で最も高性能であることです。我々の実施した比較テストでは、同クラスのグライダーより滑空比が1近く優れています。マントラM3は、テルミックマガジンによる独自のテストで、これまでで最も高性能なシリアルクラスのグライダーだと評価されました。そしてM4は、M3より確実に滑空比が0.8優れているのです!勝てる性能を望むシリアルクラスのパイロットは、もう迷うことはありません。 しかし、いつものように、我々オゾンにとって性能は、単に物語の一部に過ぎません。マントラシリーズの伝統となった、安心感、敏捷性、安定感、全てを継承するようにM4をデザインしました。大きく進歩した翼型(R10/ベビーHPPに採用された)と6.5に過ぎない控えめなアスペクトが融合し、これまでのEN Dクラスでは得られなかったコンパクトで安定感のあるグライダーが出来上がりました。小さなコア、地面近くの狭いスポットでM4は、瞬時にしかも効率良く旋回します―グライダーの備えているコンパクト感は、実際に試して納得してください!乱気流中で、M4は信じられないほど安定しており、補強されたリーディングエッジとピッチ安定に優れる翼型によりこれまでは不可能であったような荒れた中でもアクセルを利かせ加速することができます。 十分な経験を持つパイロットは、すぐに最寄りのオゾンディーラに試乗を予約することを強くお勧めします。そしてどのように感じたかを連絡してください! より多くのパイロットに適するようにウエイトレンジを狭くし、4サイズとしました。 飛行重量 S:65-85 MS:80-95 ML:90-105 L:100-120 MLサイズは、EN Dで既に認証登録され、他のサイズも今後数週間でテストされると思います。試乗は、最寄りのオゾンディーラーで3月にはできると思います。
先ごろ開催された、ワールドカップ・コロンビアならびにロルダニヨ・オープン/コロンビア選手権に参加した多くのオゾンパイロットが大変嬉しそうに家へ帰りました。 ワールドカップ・ロルダニヨ: オゾンのラス・オグデンは総合2位、R10.2に乗るペーター・ノイエンスヴァンダー(スイングのテストパイロット)は総合3位に輝きました。二人ともおめでとう!このワールドカップでは、上位10人の内、7人がマントラR10.2に乗っていました。 この大会が、アメリカでの最初で最後のワールドカップであったため、2011年度ワールドカップ・アメリカ・チャンピオンが誕生し、それは、R10.2に乗るアメリカ人パイロット、ニック・グリースです。おめでとう、ニック。君をチームに迎え入れて嬉しいよ。全成績は: www.paraglidingworldcup.org ロルダニヨオープン: ワールドカップの直前に、ロルダニヨ・オープンが開催され、R10.2に乗るアメリカ人パイロット、エリック・リードが総合1位に輝きました。女子1位となった、福岡聖子・ナヴィルは、総合でも9位と素晴らしい成績でした。昨年R10.2に乗り、大会に参加し始めて以来聖子は、またたく間に最も熟達した女子選手の一人となりました。詳細は: http://www.ojovolador.com/eng/flyingworld/?show=1166 コロンビア選手権: ロルダニヨ・オープンはコロンビア選手権も兼ねており、ステバン・ノヴォアが優勝しました。乗っていたのは...そうです、ご推察の通りR10.2でした。全成績は:ここで。 そこいらじゅうでオゾンパイロットが成功を収めると言う2011年シーズンの始まりに大変満足しています。これからのシーズン中、サンデイフライヤーのみならず、喜びのクロカンパイロットや大会勝者からのレポートを待ち望んでいます。楽しんでください。そして、あなた方のお気に入りのフライトについてお知らせください。 ではまた、チーム全員より。
オーストラリア人パイロットのティム・ジェイムズから、ファイヤフライでのソアリングフライト...8kmにおよぶ!のビデオを送って来ました。ティムは、ここで入手できる 「スピードグライディングガイド」の著者でもあります。 ありがとうティム。良い仕事だ! Vimeo:550,309,35412886
素晴らしいコンディションが、ロルダニヨで開催された2012オープンPGコロンビア選手権に花を添え、7日間で連続7タスクが成立しました。総タスク距離は522km、優勝したパイロットは獲得可能ポイント6960点で、6803点を獲得すると言う、雄大なエリアでのビッグイベントでした。 総合結果: 1位:ジュリアン・アンドレス・カレノ(コロンビア)R10 2位:ステバン・ノヴァ(コロンビア)R11 3位:ブラッド・ガナッシオ(アメリカ)R11 参加した全てのオゾンパイロットを祝福します。ではまた、チーム全員より!
我々の最新の、経験豊富なビバークフライト用高性能グライダーが、EN D認証を取得しました。LM4は、最先端のビバークフライトを楽しんでいるパイロットのためにデザインされた軽量高性能グライダーです。LM4は、マントラM4をベースに、オゾンを軽量グライダーテクノロジーにおける世界のリーダーにした最新の軽量技術により作り直したものです。オリジナルのM4は、EN D認証を取得した恐らく最も高性能なグライダーとして世界中で好評を博しています。それと同じデザインとライン素材を使用しているLM4は、マントラM4をそのクラスで成功させた素晴らしい性能を受け継いでいます。更なる情報は、製品=>グライダー=>LM4とたどるか、ここをクリックしてください。 ではまた、チーム全員より。そして楽しいアドベンチャーを!
ここ数年、我々のモデル群として新しいスピードグライダーを開発してきました。オゾン研究開発チームは、ニュージーランドの山岳および海岸線の崖、そしてフランスおよびイタリアアルプスでテストを続けてきました。 素晴らしいスピード、正確さそして性能の結合を得られたと確信しています。フェイザーは、素晴らしい滑空比の幅を持っています―小さくしたいときには小さく、大きくしたいときには大きくすることができます。滑空比の幅は、ブレークのみで調整することができますが、フェイザーには、3ラインシステムとスムースに連動する幅広いトリムがついています。 フェイザーは、空中で石のように剛性が高く、ぐらついたり、アコーデオンの動きは全くありません。この安定性は、斜面近くを飛んだりスピードライディングするパイロットにとって非常に正確でスムースそして確信を持ったフライトを可能にします。我々は、あらゆる有害な動きを消すために非常に苦労しました。フェイザーの非常に正確なハンドリングとコンパクトで安定したフィーリングとが融合し最良のラインを確信を持ってトレースすることができます。 あなた方がとても期待していることが分かっており、我々も大いに期待しています。そこで上述した正確さを達成するだけでなく、広いブレークストロークと感知しやすい明らかな失速ポイントを持つ低速フライトも可能にする翼型を作り出すためにあらゆることをやりました。そしてランディングする時になったら、フェイザーの急降下とリカバリー曲線は最も要求の激しいパイロットをも満足させることを確信しています。 フェイザーはまだプロトタイプの段階ですが、この記事を書いている時には最後の仕上げを行っている状態で、2月には3サイズが製造にかかれると思います。更なる情報に注意してください。現在言えることはこれが全てですが、じきにもっと情報を掲載する予定です。あなた方が我々がこのグライダーを開発するのに際し楽しんだように楽しまれることそしてこのグライダーで行ったフライトのレポートを聞けることを期待しています。 ではまた、チーム全員より、そしてスピードを楽しんでください!
新しいファイヤーフライは、多くの「ミニグライダー」に匹敵する性能とより低アスペクトのスピードパラに近い安定性を持ったハイブリッドのスピードパラです。この新しい翼に託した我々のゴールは、素晴らしい安定性と扱いやすさを持ちながらXT16よりはるかに高い性能を持たせることでした。 詳しい情報は、ファイヤ―フライの情報ページへ。 我々は、この新しい翼に大変興奮しています。またその開発はとても楽しいものでした。ぜひ試乗してみてください―ファイヤーフライは、既に製造が開始され、じきに出荷される予定です。 ではまた、チーム全員より!
アルバニア・オープンは今年も、シキタレ航空クラブのアルケット・イスラミにより開催されます。この大会は、数年前から毎年開催され、バルカン半島では人気の大会となっています。 さらに詳しい情報は、 www.albaniaopen.com にアクセスしてください。大会は、5月1-14日にかけアルバニアのフローラで開催され、6月の1-5日に開催されるパラモーターの大会が続きます。 ではまた、チーム全員より。
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