paragliders
Published on: 25 Jul 2012
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オゾンR11に乗るセルジオ・サンパヨが2011年度ブラジル選手権者に、そして同じくR11に乗るロベルト・ガレラはサオ・ペドロオープンで優勝しました。 セルジオはR11について「全く驚きだね!飛びは最高だよ!」と言っています。セルジオありがとう。君が楽しんでいるのは嬉しいね。全成績は、ここで。 未来を予測することは不可能ですが、セルジオは、最後のオープンクラスの選手権者として歴史に記されるかもしれません。世界のほとんどでオープンクラスが廃止され、国内選手権の大部分および2012年の全ワールドカップがシリアルクラスで戦われることになりそうです。オゾンのエンツオはシーズン最初の大会には間に合いそうです。多くのパイロットがR11をなつかしむことと思いますが我々の新しいレースマシーンについてのフィードバックを心待ちにしています。 ではまた、チーム全員より!
2011年ワールドカップ・ス-パーファイナルがメキシコのヴァイエ・ド・ブラヴォで先週開催されました。スーパーファイナルは、その年の最も重要な大会で、2012年に向けて、いくつかの新しいシリアルコンペ機がデビューを飾るため、一層意味のあるイベントとなりました。我々の新しい登録認証されたコンペ機、オゾン・エンツオは、オープンクラスが禁止されるまでにR10やR11に乗っていた多くのパイロットによりこの大会で使われました。それはエンツオにとって最初のメジャー大会で、ランキング上位にこれだけ沢山の満足しているパイロットを見いだせることに大変喜んでいます。 オゾンパイロットは、トップ10に8人、トップ20に15人が入り、総合優勝にも輝きました。我々を信頼し、見たこともないエンツオをオーダーし、このような短期間でハイレベルな大会でフライトをしてくれた全てのパイロットに大いに感謝し祝福したいと思います。 ペーター・ノイエンシュヴァンダーとデューサン・オロズは表彰台に乗った2人のエンツオパイロットで、オゾンデザイナーのルック・アーモンは、惜しくも4位となり彼らに続き、優勝するようにプログラムされたジョッシュ・コーンは5位となりました。トップパイロットはほぼオゾンパイロットで占められました。全成績はここをクリック。 オゾンパイロットのニック・グリースによれば、「エンツオのレース天性は、多くのオゾンパイロットが世界中のベストパイロットを相手に最高レベルの性能で常にグライドすることを可能にしてくれることでゴールをイメージし続けることを約束してくれました。オゾンは、またしても驚くべき競技におけるアドバンテージを作り出し、継承することに成功しました。今年もオゾンがトップに立つ年になると思います。」 我々はまた、マントラM4に乗り、多くのハイエンドのEN Dコンペ機をしり目に、ノーマルEN Dクラスでトップになったジュリアン・アンドレス・カレノについても言及したいと思います。ジュリアンは、若くこれから期待されるコロンビアのパイロットで、この先、良く目にすることになると思います。ルック・アーモンによれば、ジュリアンは、しばしば先頭集団にいて賢い選択をして性能差を埋めていたと言っています。 新たなシーズンをトップとなる様にサポートしてくれた皆さまに、重ねて感謝します。シーズンの今後において、より多くの表彰台を飾る笑顔のオゾンパイロットを見れることを期待しています。 ではまた、チーム全員より! (写真はジョッシュ・コーンの好意によるものです)
マニラXCキャンプは、ほぼオゾンパイロットが独占する形で終了しました。総合優勝は、マントラM4に乗るイアン・フォグリに、準優勝は、デルタに乗るピエール・ブルジャンにそしてマントラM4に乗るクラウス・ヴィシエも表彰台に乗りました。女子部門はゲイノール・シューマン(オゾンパイロットではありません)にそしてスポーツクラスのタイトルはデルタに乗るピエール・ブルジャンに、ファンクラスは、ラッシュ3Sに乗るチョ・ライ・インに輝きました。 参加した選手全員を祝福します:写真が沢山ある素晴らしい大会レポートを読みたければ、このXCオープンHPをチェックしてください。 ではまた、チーム全員より。
オーストラリア人パイロットのティム・ジェイムズから、ファイヤフライでのソアリングフライト...8kmにおよぶ!のビデオを送って来ました。ティムは、ここで入手できる 「スピードグライディングガイド」の著者でもあります。 ありがとうティム。良い仕事だ! Vimeo:550,309,35412886
伝説的なオゾン・シャーブル・オープンが戻ってきました。この大会は、多くの理由で長年華々しい評判を得てきました;速い回収とスケジュールの詰まったイベントをこなすとても有能で専門的な主催者。常に現場にいてとても貴重なXCフライトの指導やガイドをしてくれるジョキー・サンダーソン。太陽の降り注ぐ(大抵は)南アルプスのコンディション!そして最も重要なことは、とても大会らしくない楽しくフレンドリーな雰囲気、しかも大会形式でのGPSの使い方を学ぼうとしているパイロットへの豊富な援助による大会でのフライトの全てを経験するのに理想的な環境。 もしあなたがXCフライトを向上させる理想的な機会を探しているかあるいは大会に出てみようかと思っていてどこからスタートして良いかわからないなら、このイベントはうってつけです。エントリー受付は既にスタートしています。このイベントはこれまでの経験から満員になるのですぐに申し込み(そしてエントリー費を払う)するようにお勧めします。 イベントの詳細およびエントリー申し込みには、ここへ。質問の答えが見つからない場合には、主催者に直接聞くか、comp@flylaragne.com へメールを。 ではまた、チーム全員より。シャーブルでお会いしましょう!
2013年1月28日更新 2012年スーパーファイナルは、10日間の激しい戦いを経て終了しました。トップ10人の内6人がオゾンに乗っていました。我々のラス・オグデンが3位で表彰台に上がりました。ラスにとって大会は悲惨なスタートで始まりましたが続く9日間で信じられないほど頑張り、ガーグルのフロントに返り咲きました。それぞれ1位と2位になったアアロン・デゥロガティ、マイケル・マウワーを祝福します。エンツオに乗る平木啓子は、またしても素晴らしいパフォーマンスを見せ、女子3位となりました。 家で見ている我々にとっては、しばらく首位を独走していたルカを応援したりクリーゲルのパフォーマンスに身を乗り出して観戦したりととてもわくわくする大会でした。また、世界のトップパイロットに対し自身の母国で優れた飛びを見せたジュリアン・アンドレス・カレロ・コロニアを祝福します。 2013年はわくわくする大会の年と運命付けられているようで素晴らしいレースを期待しています! ------------------- 2012年ワールドカップ・スーパーファイナルに参加している選手全員の幸運を祈ります。また素晴らしいコンディションの下、安全で楽しい大会となることを期待しています。この大会には多くのオゾンパイロットの選手団が参加することと思います。オゾンに乗ってくれてありがとう。コロンビアの温かいサーマルを楽しんでください。 ではまた、チーム全員より。
グレゴリー・ヌッドセンが100kmアウトアンドリターン世界記録を打ち立てたケニアからレポートをしています:ケリオ・ヴァレーでの12日間に渡るキャンプから戻ってきたところです。そこでは、大変な忍耐と少なからぬ驚きの中、数回の失敗を繰り返した後、ようやくFAI世界記録を狙える程度に天候が回復しました。1月19日、恐ろしく難しくストレスのたまるスタート(これについてはいつか場所を変えてお話します)の後、公式フライトを08:24:00にスタートしました。2時間21分43秒後、私はタスクをこなし現在の世界記録を打ち破りました。強烈なサーマルを可能な限り速く突き抜け、上昇せずに断崖のヘリに沿って飛ぶために、ほとんど常にアクセルを70%利かせてのフライトはこれまでで最も難しく、強烈な経験でした。ランディングしてから1時間しても首と肩の筋肉はすっかりとは緊張から解き放たれてはいませんでした。以下は、ルクセンブルグNACからの公式発表です: ルクセンブルグ航空協会(FAL)は、2013年1月19日にケニアのリフトヴァレー州にあるエルジェヨ断崖沿いでオゾンR11に乗るグレゴリー・ヌッドセン、ルクセンブルグ・ナショナル・パラグライディングチームのリーダー兼選手である、が平均速度42.34km/hで飛び100km超およびアウトアンドリーターンコースでのスピード世界記録を打ち立てました(2011年1月にドイツ人パイロット、トーマス・シュヴィーアが出した40.20km/hの現世界記録を打ち破り)。FALはこの申請を公式に承認し、スイス、ローザンヌにあるFAIに認定承認を提出しました。ヌッドセン氏に対しその成功を祝福します。 グレゴリーのトラックログはここでチェックできます。 おめでとうグレゴリー。あなたがR11を楽しんでいるのが嬉しいよ! ではまた、チーム全員より。
オゾンチームの数名が先週アルゼンチンを訪れ、その北側半分の素晴らしいエリアを飛びまわりました。ツアー中地元のパイロットで写真家のジュリアン・チステルナとジュアン・オタドに案内を頼みました。もしあなたがアルゼンチンへ行くなら彼らにガイドを頼むことをお勧めします。ジュアンのトレーラー付きのミニバスで多くのエリアから天気の良いところを選びながら贅沢にハイスピードに動き回ることができました。 そこで我々は、デルタ2、マントラM5そしてバズZ4の最新のプロトを試しました。これらの新しいグライダーにはとても興奮しており、マル・デル・プラタ海岸での建物を使ったソアリングからメルロでの雲底まで急上昇するサーマルソアリングまでと多種多様なコンディションでの素晴らしいフライトをすることができました。メルロでは、12月2日にマントラM4に乗るピーター・スクーカによるエリア記録も生まれました(270km)。彼のフライトはここで見ることができます。 それらのグライダーの開発が進むにつれて更なる情報をアップするつもりです。オリジナルのデルタとM4は、性能アップを画期的に躍進させましたが、新しいバージョンはさらに印象的になるであろうと報告できることを大変嬉しく思っています。デルタ2の驚くべき滑空性能だけでなく、このアスペクトのグライダーでこれまで経験したことのないコンパクトで俊敏なフィーリングは嬉しい驚きでした。また最も要求のうるさいXC及びコンペパイロットを満足させるであろうスピードと滑空比を併せ持つM5も同じく感動的でした。Z4は、Z3の安心感を全て受け継ぎ、実際のXCコンディションで素晴らしい操縦性を見せました。Z3と大きく違う点は:抵抗を著しく減少し滑空性能がアップしたことです。 ジュリアン、ジュアンそして道中で会ったローカルパイロットの皆さんありがとう。アルゼンチンは、信じられないほど素晴らしいフライトのできるエリアで一杯の美しい国です! ではまた、チーム全員より。
ロルダニヨ谷で開催されたコロンビア選手権並びにオープンでオゾンパイロットが表彰台を独占したと言うニュースをたった今、受け取りました。大会中パイロットらは7日間で7タスクをフライトし総フライト距離は1,200km以上となったようです―ワオーッ!素晴らしい!スーパーファイナルも同じようなコンディションに恵まれることを期待しています。 全員エンツオに乗っているコロンビア選手権の優勝者達を祝福します: ジュリアン・アンドレス・カレノ、ジュアン・セバスチャン・オスピナそしてベルナルド・メディナ。 オープンクラスのトップ3パイロットもエンツオに乗っていました: ジュリアン・アンドレス・カレノ、ジュアン・セバスチャン・オスピナそしてジャック・フルニエ(フランス)。 女子チャンピオンは、マントラに乗るアンドレア・ジャラミヨでした。 詳しい情報は、ここで: http://www.parapentecolombia.co そして全成績は、ここで(results here)
最近起きた悲惨な事故、その後のCIVLの決定を受け、現在のオープン・シリアルクラス論争に対するオゾンの見解を公式に表明したいと思います。 会社の創立以来、オゾンは明らかな論争に対してはシリアルクラスを支持してきており、これからも支持します。しかしながら、オープンクラスのグライダーは、開発および競技と言う分野でパラグライダー界にとっては有益であると考えます。CIVLの決定、声明の内容が断固としたものではなく、適切ではなく、正しい方法ではなくあるいは適切なタイミングではない、ことによりオープンクラスの終えんを見るのは悲しいことです。 競技は、どんなパイロットにとっても非常にストレスのかかるものです。CIVLがパイロットに短期間に違った装備を手に入れなければならないような基本的な変更をしたことは不幸なことです。最も不幸なことは、コンペパイロットが1シーズン中に2回もそうしなければならなかったことです。まずは世界選手権、そして今現在は、多くの国内大会に対してです。短期間での変更を余儀なくされることは、どんなパイロットにとってもストレスの増加にしかなりません。我々は、いつも賢く古いパイロットから、一度に変える装備は1つだけにし、それで大会に出ようとする前に慣れるために十分時間をかけるように言われたことを思い出します。どのクラスのパイロットにとってもこの忠告は正しいのです。 我々はまた、CIVLは世界選手権での問題を大会に出ていたオープンクラスグライダーに焦点を当てることによりパラグライダー界を混乱させたと感じています。世界選手権ではほとんどの選手がオープンクラスのグライダーに乗っていたので、オープンクラスを一時的に停止することは大会を停止する安易な方法であったと思いますが、事故の全様についてパイロットおよび国の機関に対して間違ったメッセージを送ったと考えています。 我々が気のついたことは、パイロットが早急な変更を余儀なくされたことで不利益を被っているだけでなく、新たに隠されたリスク:安心感と言う隠されたリスクの危険にさらされることです。 最近トータル的グライダーの安定性、特に高速時の、を高めるいくつかの非常に良い進化が(全てのクラスにおいて)なされました。これによりあるグライダーは、より安心して飛ぶことができるようになりました。我々はこれによりあるパイロットは一段上のクラスへとステップアップする気になったり、同じクラスに留まるパイロットが神経を使わずに飛べるようになったりしたと思っています。オゾンは、この安定性と安心感の増加をプラスだと公表してきました。そしてこれらの進化を、戦う土俵を同じにするために全てのパイロットに提供してきました。パイロットが使用するグライダーを選択するときに、クラスをどう理解しているのかに関して思い違いをしていたのかもしれません。いかに良くあるいは安心感のあるものを作ったにせよEN DのグライダーはEN Dのグライダーです。オープンクラスはオープンクラスですし、EN Cは依然としてEN Cなのです...全ての最近のグライダーでも、できるだけ安全に飛ぶには、相変わらず適切な技能レベルと注意が必要です。 もちろん、どのクラスで競技するにしても事故は起きるでしょうが、大会参加者のタイプに合わせてグライダーのクラスを合わせることができれば事故は少なくなると思われます。タスクセッターがパイロットを危険な状況へ追い込む可能性のあるタスクを組んでリスクを増大させるのではなく、リスクを最小にするようなタスクを組むようにすれば事故は減るでしょう。また、理由があまりにも簡単に忘れらてしまうような大会の環境に放り込まれる前に、使用するグライダーに十分慣れるだけの時間が与えられれば事故は減るでしょう。 我々はこれまで、うわべに隠された安心感の問題を目にしてきました:R10.2および3ライナー、R11そしてその他のクラスにおいても。大衆がオンラインのフォーラムで多くの情報を得るような時代では、最も見たいと思わないのは、Cとして販売されているグライダーをEN Bのように感じるとパイロットが評価することです。そのパイロットがグライダーを楽しんでいて安心感を持っていることは良いのですが、このような評価には注意が必要です。OK,あるCは、他のCより良いこともあるでしょうが、全てはステッカーに書かれている通りです! 要約すれば、かかわりのあるもの皆が、大会での安全性を改善する一部を担っていると我々は考えています。CIVLはこのスポーツの進化を変えるべきでは無く、参加するパイロットのレベルに合わせて大会をより安全にすることに集中するべきです。メーカーは、誰もが同じ土俵で戦える様に公平である一方、彼らの製品が正確に特徴を説明されるだけでなく正しくそのように振る舞うかを保証しなければなりません。同時にパイロットは、自分の選択したグライダーのリスクを理解することに集中しなければならず、そして大会主催者は、競い合う精神を保持しながら設定するタスクのリスクを最小限にしなければなりません。 これを達成するには、一定の制限を設けてオープンクラスを許容できるような新しいENクラスを追加することにより、メーカー、テストセンターそして協会からオープンクラスが支持されなければならないと考えます。現在、WG6グループが最新のスタンダードを最終的に詰めている最中なので、我々はこの新しいクラスを追加する絶好の機会だと考えています。これはまた、EN Dクラスが限界を追求されることで台無しにされるのを防ぐでしょう。CIVLは、参加するパイロットのレベルに基づく異なったタイプの大会に適合する安全性のガイドラインとルールを用意することに集中するべきであると考えます。これは、大会で使用されるグライダーが、パイロットのレベルに合わせて制限されることになるかもしれません。EN Dだけではなく、EN Cグライダーに制限される大会があるかもしれませんし、EN Bの大会さえもあるかもしれません。もしかしたら、全てのクラスのグライダーが等しく認められ、勝者が出るかもしれません。我々はまた、タスクセッターはタスクを設定する際に、大会に参加しているグライダーのクラスとパイロットのレベルを考慮しなければならなくなると考えます。これらのこと全てが上手くいったならば、パイロットは正しい選択をし、大会においてできる限り安全にフライトを楽しむことができるでしょう。それでも重大な事故は避けられないでしょうが、数は少なくなると期待しています。 ―マイク・カヴァナ、オゾングライダー社
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