paragliders
Published on: 11 Mar 2014
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熱帯特有のコンディションの下4タスクが成立したインドネシアプレ・ワールドカップにおいてエンツオに乗り総合優勝した廣川靖晃選手、おめでとう。また同じく日本人でマントラM4に乗る井川絵美選手は惜しくも女子表彰台を逃しました。 全成績は、ここで見ることができます。 ではまた、チーム全員より。
ここオゾンでは、軽量グライダー構造は10年以上に渡って我々の焦点で情熱でありました。ダブルXライトをリリースした時、それは初めてのシングルサーフェイスの超軽量パラグライダーで、イカロスカップにおいて新考案賞を受賞し、それ以降世界中の軽量愛好者およびエキスパートの人気となりました。 ダブルXライト・14mの重量は驚くべき1.1kgです。我々の知る限りでこれまでデザインされたもっとも軽い降下用グライダーです。このグライダーは、ダブルXライトの他のサイズに比べブレークストロークが狭く、トリム速度が速く、フレアーのかかりの悪いことを理解し適切な対処ができる本格的アルピニストおよび熟練したハイクアンドフライ・パイロットを対象としています。このグライダーは、その軽量コンパクトな極限のデザインとしては本当に最先端のものですが、16m、19mサイズにくらべより高度の操縦技術が要求されます。 14mサイズは、オゾンの研究開発チームおよび選抜されたチームパイロットによりここ1年間テストされ、しっかりとした使えるサイズであることが証明されましたが、高度の自覚、技術、判断を必要とします。もしこのエキサイティングでエリート向け降下の道具に興味があるなら、限定生産注文のために2013年11月11日までに最寄りのオゾンディーラーにコンタクトしてください。 ではまた、チーム全員より。
オゾンチームパイロットでニュージーランド生まれのマラッチ・テンプルトンが先ごろ友人のビートとともにノルウエーに移住しました。マラッチから二人が近くの山でのフライトシーンと彼らの家にランディングしている驚くようなビデオを送ってきました。パラダイスのようです!良い作品だね、マラッチ。二人を祝福するよ! ではまた、チーム全員より。 Vimeo:550,309,77593025
先週のイカロスカップで、2014年の早い時期にリリースするエキサイティングな新商品に関する情報を流しました: マントラM6 M6は究極の3ライナーです!我々は高性能3ライン・コンセプトを絶対的な最高度まで極めたいと考え、それを成し遂げたと思います。M6は、2013年クロスアルプス・レースで上位5位までを独占し、クリーゲルを記録的タイムでゴールに導いたLM5の進化モデルです。LM5の最良のデザイン要素を取り入れ、クロスアルプス・チームから要求されていた厳しい重量規制を取り払うことで可能となる追加の性能アップを全て取り入れました。M6は66セルで展開アスペクト6.92、M4より23%ライン抵抗を減らし、もちろんシャークノーズです。この究極の3ライン・デザインはそのアスペクトとしては驚くべきハンドリングと世界中のシャークノーズグライダーに乗っているパイロットが気に入っている安心感並びに剛性すべてを持っています。お知らせできるようになったらもっと情報をアップします。M6を2014年の初めに発送を開始できるように期待しています。 ラッシュ4 これはデルタ2の弟分です。このグライダーに我々は大変興奮しています。デルタ2が証明したように大きな飛躍となることと思います。ラッシュ4はクラスを破壊する性能を持っており、このクラスにはこれまで採用されなかったオゾン・シャークノーズ技術を含む特徴があります。最終テストにおいて我々の研究開発チームに大きな笑顔をもたらしたデルタ2とほぼ同じようにラッシュ4もスポーツ―中級クラスの最も要求の多いパイロットでさえも満足させるだけでなく、より上級のクラスのパイロットさえもその気にさせるかもしれません。ラッシュ4は57セルで、展開アスペクトは5.55、ラッシュ3より25%のライン抵抗を減らしシャークノーズ技術を採用した3ラインデザインです。総合的にセンタリング中のハンドリング、正確さ、剛性そしてスピンに入り難さなどはデルタ2に似た感じです。リリース時期はM6とほぼ同じで2014年初頭を予定しています。 オジウム・ハーネス オジウムは世界で最も過酷で荒々しい冒険レースであるレッドブル・クロスアルプスにおいて理想的な道具であることが証明されました。オゾンチーム・パイロットらはオジウムを使って最も激しいアルペンコンディションの中で長いクロカンフライトをし、引き続き最後までアルプスの奥深くまで入り込みました。クロスアルプス用プロトをベースとし、少しばかり耐久性とユーザーに優しさを付け加え、快適でパッキングサイズが小さい軽量のポッドタイプハーネスを探しているパイロットの素晴らしい選択肢となるものに仕上げました。オジウムにはシートボードは無く、ポッド内にはカーボン製のフットプレートが挿入されています。オジウムはLTF認証を取得しており、フォームタイプのバックプロテクションと背中に装備されたレスキューコンテナーが装備され、全重量はたったの2.5kgです。2014年商品ですが、3サイズがラインアップされ2013年末にリリースの予定です。さらなるニュースに気を付けていてください。 ではまた、チーム全員より!
9回目となるオゾン・シャーブル・オープンは終了しました。期間中3本の楽しいタスクが成立し、20人近くの初ゴール者を含め多くのパイロットがゴ-ルし、またXC自己記録を塗り替えたパイロットもいました。シャーブルはすでに、シャーブルフリーフライトチームによる驚くほど優れたオーガナイズでパラグライダー界で有名になりました。シャーブルは単なるパラグライダー大会ではありません―それはXCセミナーの1週間、どのように大会で飛ぶかを学ぶ1週間、パーティと世界中のパイロットと集う1週間そして主眼が全て楽しみと学ぶことであるイベントです。 総合1位はマントラM4に乗るステファン・ベルナールです。1位の賞品は、世界記録保持者でかつ偉大なパイロットでセールに基地を置くイーグル・アルパイン・ソアリングアカデミーと言う地元のグライダークラブのオーナーでもあるクラウス・オルマンとのグライダーでのフライトです。グライダー抽選はデヴィッド・アトケンヘッドに当たり、彼の選択はジオでした。 はシャーブルのホームページ( http://www.flylaragne.com/ )へ行き”2014 Results"をクリックしてください。 ダヴィッド、レイチェル、ルイーズ、ブライアンそしてシャーブルフリーフライトチーム全員、さらにサポートし続けているジョッキー・サンダーソンに絶大なる謝意を贈ります。そして毎年すぐさま大会をエントリー満員にしてくれるパイロット達にも感謝します。 ではまた、チーム全員より。
我々の時代におけるもっとも偉大なフライトのひとつと見なされる、325kmのFAIトライアングルフライトをトーマス・ヴァルダーがエンツオに乗り地元のオーストリアのマイエルホーフェンで打ち立てました。トムは11時間以上もアルプスでももっとも人里離れた厳しい地形の上を飛び続けました。 トムのフライト経歴は、なぜか国際的に注目を得るものではありませんでしたが、10年以上も世界のトップパイロットの一人でした。生計はプロのタンデムパイロットをしているトムは、仕事で飛んで、休日でも飛ぶ生活で、地元であるオーストリアのチラタール地域を回る非常に感銘深いクロカンフライトを成し遂げました。地元の町からFAIトライアングル記録を打ち破るのは彼にとって非常に満足できる偉業であったことと確信しています! トムおめでとう。オゾンチーム全員より!
フェリックス・ロドリゲスは明らかに調子が良くピエドライタで開催されたスペイン・オープン選手権で若手のフラン・レイナに立ちはだかりました。フェリックスは99点差で共に表彰台に上がった2位のフラン・レイナを抑え総合1位となりました。これはこの数週間でフェリックスが獲得した4つ目のタイトルになります。フェリックス曰く、ENZO2とエグゾシートは勝利のコンビネーション;-) ではまた、チーム全員より。そしてフェリックスとフランおめでとう! 全結果はここで。
トーマス・パンティとネルソン・ド・フレイマンはカナダの奥深くからメキシコ国境までのロッキー山脈に沿うどちらかと言うと驚くべきビバークフライトを達成しました。4か月以上に渡り二人は足、スキーそしてパラグライダー(アルピナ2)のみで移動しました。二人に対し、このスポーツの歴史においてそのもっとも長いもののひとつ(最長?かも)そして最も険しいビバークフライトを達成したことを祝福します。 トーマスとネルソンのレポートです: 「Xロッキー、ロッキー山脈を1500マイルに渡って縦走するビバークフライトが終わりに近づきました。メキシコとの国境のテキサス州エル・パソに到着したところです。この瞬間を夢み、長いこと待ち望んできました。我々が3月10日、カナダのブリティッシュ・コロンビアから旅をスタートした時、我々の知らない世界に入り込んだものです。フランスアルプスのようなロッキー山脈をフライトすることは大きな衝撃で、コンディションも地形も全く違うものでした。 ビバークフライトにおいて、グライダーは非常に性能が良くまた安全でなければなりません。アルピナ2はこの種のフライトには完璧であることが実証されました。強い大気中での速度、剛性は何日も歩き続けへばった時には本当に価値のあるものでした。Xロッキーの成功は我々の持ち込んだ装備にもよりますが、道中我々を助け声援してくれた人によるところも大きいものでした。 全てのパイロットと一緒になることでこの広大な広がりを縦走することが出来ました。道中最良のルートを探すのを手伝ってくれたすべての皆さんに感謝します。たとえば、我々の当初のプランではコロラド州を横断することであったのをオゾンチーム・パイロットのニック・グリースが、雪の少ないユタの砂漠のルートをすすめてくれました。 何にもましてビバークフライトは、単に性能とか距離ではなく分かち合うことです。Xロッキーに触発されてほかのパイロットも自分のグライダーを担いで自分のルートを探そうと思い立つことを期待しています。 ではまた、トーマスとネルソンより。」
オゾン研究・開発チームは現在テキサスにいて数人の友人とともにちょっとしたクロカンをしています。数日にわたる強風、雨、ウインチトーイングの練習、西部の文化を経て、チームは飛び始めました!今日を含めてこれまでの進捗状況をフォローするにはこのリンク先でトラックログをチェックして下さい。 これを実現してくれたニック・グリース、それにガイドとサポートをしてくれているクリス・ガリとビル・ベルコートにたいへん感謝しています。研究・開発チームはフランスでのいつもの仕事からたった数日間離れることが出来るだけなので、この短い機会に天候に恵まれることを祈っています。 チームに幸運を祈ります! ではまた、チーム全員より。
オリヴィエ・ラウジェロは友人のオリオル・フェルナンデスとの3週間に渡る北インドでの遠征から戻ってきたところです。 オリヴィエのレポートです: 「我々の目的は、ラダックの南、ザンスカー谷でフライトすることでした。美しい場所だが風が強く恐ろしい谷として有名で、人を寄せ付けないほど美しいところです。6000mを超す山々に囲まれた海抜3500mを超す高い砂漠です。我々の計画は、世界でこの谷での経験を持つパイロットの一人であるボブ・ドルーリーに合流することでしたが、彼は家族的理由でシャモニーを離れられませんでした。 ヒマラチャル・プラデシュのビールで準備のために通常のビバークフライトに行こうと思いましたが、雲底が2000mを超えないため計画を変更せざるを得ませんでした。その代りラダックの乾燥した気候がもっと良いフライトコンディションを提供してくれだろうと考えロチタン峠の反対側のマナリへタクシーで向かいました。 マナリから40kmほどのキーロンの空は美しかった。修道院のわきからテイクオフしたのは12:30でした。オリオルはデルタ2に乗り、私はLM5に乗っていました。3600mのテイクオフから上げるのは少々難しかったですが、じきにすべてがスピードアップされ最初の雲底6500mに到達しました。 山々の頂を飛び跳ねながら40km先のシンゴラ峠(5000m)に向かいました。峠に着いた時、私のGPSは高度7,425m(24,354フィート)を示していました。我々は酸素無しで飛んでおり高度順化もしていなませんでした。その高度からは、マナリ上空の雲海を見ることができました―気候の違いは驚くほどでした。ここではすべてが乾燥しており、植物は全く存在していません。峠の向こう側で待っている風が少し気になっていました。オリオルは高高度にさらされた疲れで谷底へ向かっていました。私も同意し、谷風がそれほど強くないので安堵しました。そこから我々の選択は50km飛んで行くか平均4000mのところを100km歩くかでした。高高度フライトに疲れかつ満足し、我々はへたり込んでそのまま12時間眠りこけてしまいました。 翌日、我々は最初の村へ登って行き、そこで2日間そこの住人たちのリズムで過ごしました。積雲はなくなり、谷風もなく空気はとても安定しているようでした。50km離れたチャーへ歩いて行きました。月面のような景色の山の斜面から美しい仏教寺院がせり出していました。我々は5000mまでのぼり、そこからテイクオフしてザンスカー谷の入口であるパダンまで飛ぶことに決めました。風が時速60kmを超えていることに気が付くまでは、60kmの楽しい三角コースを飛びすべてが素晴らしいものでした。我々がランディングしグライダーをザックにしまって間もなく風は80kmに達しちょっとした砂嵐が谷底を隠してしまいました。 ここでは気象は予測できないもののようです。その晩天候は悪化しました。山には雪が降り、インドでは熱帯の嵐が荒れ狂いました。冬じゅうここから動けなくなりたくないなのなら文明に戻る潮時のようでした。なぜなら一度道路が雪で閉ざされると、春までは何も動けなくなるかです。山々奥深くの1週間、景色の美しさ、ザンスカリの住民の歓迎そして驚くほど高い雲底(我々の知る限り、我々はインドでの最も高い高度まで上がった)は忘れられないものとなるでしょう。オゾンチームにグライダーのお礼を言います!
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