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2016年ワールドカップ初戦ーブラジル、カステロ

Published on:
17 Apr 2016

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距離忍者、福岡聖子とシャルル・カゾーがさらに記録更新

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15 December 2015

我々の忍者パイロットである福岡聖子は、オーストラリアでフライトパートナーのシャルル・カゾーが記録を更新したようにまたしても記録の更新をしました。聖子は3ターンポイントでのフリーディスタンス新記録となる378kmを飛びました。シャルルは世界記録となる3ターンポイントでのフリーディスタンス476kmを飛び、またオーストラリア記録となる直線フリーディスタンス450kmほどを飛びました! 昨日、ホテルへ戻る列車の中から聖子は最新の記録飛行の速報を送ってきました: 地球の反対側で気象を読み解くのはたやすいことではありません。いつものようにパッとしないコンディションで一日が始まりました:風向が安定しない、低い雲底そしてとっても安定した大気。北東風がじきに西に変わり時間とともに大気が不安定になるとの予測で、スタートは遅めにしました。これらのことを考慮し、”最大3ターンポイントを使ったフリーディスタンス記録”(現在の女子記録は255km)を狙うことにしました。この種の記録ではずっと同じ方角に飛ぶ必要は無く、離陸から着陸までの間に3つのウエイポイントを選べばよいので単純に風に乗っていけばよいのです。 地面から離れる順番が私に回ってき、ちょうど引っ張られる直前に風向きが変わりました。私はいらだちました。何回かテイクオフを試みましたが、フロントに取り付けた重いバラスト、そこら中にある低木、横風などの悪条件で不可能な任務の様に感じられました。立っていることさえ大変なことでした。 バラストの水ですっかり湿り地面に座り込んで諦めかけた時に私の忠実なチェコの友人が手伝って立たせてくれもう一度試させてくれました。空を見上げるとこれまでにないほど私を呼んでいます。やるしかない! 空中に浮かなければ始まらず、そしてやっと成功! 地面を離れるとすぐさま感じました:今日こそその日だと!!!! 強いコンディションはすぐさま私の目を覚まさせました。やる気は100%でアドレナリンは途切れなく湧き出しました。1秒たりとも気の抜けない、常に張りつめて、唯一聞こえるのは:いけ、いけ、いけ。これは私のお気に入りのコンディションです。 最初のうち私の寛容なグライダーでさえ潰れました。想像できる?この乱気流は私には天国のようです。コンディションは強くフライトは速く動いています。80kmを過ぎたところでGPSを確認しました:対地速度102km/h!もちろん少しはアクセルを踏んでいましたけど。うちの前をこのスピードで運転していたら、即座に止められているでしょう。空中では制限速度が無いのはいいことね! 西にある飛行空域を気にしていたのですっかり風下に流すのではなく、北方向に進路を変更しなければなりませんでした。 テイクオフから130kmほど進んだところで良いサーマルが全く見つからなくなり、ランディングしそうになったとき魔法の天子がまた一つチャンスをくれゲームを続けることが出来ました!!! コンディションは再び良くかつ強くなりましたが噴水のようで:強いリフトと強いシンクの繰り返し。サーマルとサーマルの間が離れているので正しいライン取りが極めて重要です。一つミスを犯せばそこで終了です... 最終的には降りずに済み、378km飛んだ後、ある村に着陸し、そこで一晩過ごしました。私はまだベースキャンプに戻る途中の列車の中でこのレポートを書いている最中なので、この距離が最終的な飛行距離であるかの確証はありません。このフライトが記録になるかどうかにかかわらず、私にとってオーストラリでの最高のフライトでした!フライトの最初から最後までアドレナリンが出っぱなしで集中していました。強いコンディションがそうさせるのです! あらゆるサポートに対して感謝します。 キス 聖子 さらなる写真と情報はフェースブックで: https://www.facebook.com/seiko.fukuoka.7 https://www.facebook.com/Kzoairlines 彼らのフライトログはここで: Seiko on Airtribune Charles on Airtribune またまた、チーム全員から祝福します!

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トルコの新タンデムXC記録

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12 August 2016

8月7日、日曜日ムハラム・キリックと妻のセリンは新しいタンデムグライダー、スイフトマックスで最初のフライトに出かけました。最初のフライトの始めの部分が調子良く進んだため即座にトルコのタンデム記録を目指すことにして...達成しました。 新しいグライダーについてムハラムのレポートです: 「我々の116kmのフライトは4時間4分かかり、いたって簡単でした。スイフトマックスで飛ぶのはちょっとブレークが重くなったデルタ2を飛ぶような感じです。そのハンドリングはソログライダーのようで特に高度が低くなって乱れたサーマルのコアに留まろうとしていた時には助かりました。このような素晴らしいグライダーを創ってくれてお礼を言いたいと思います。」 ムハラムとセリンのトラックログはここで。 ビデオはここで。 チーム全員から祝福します!

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2016オゾン・シャーブル・オープン

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12 July 2016

17か国から128人のパイロットが参加した第11回オゾン・シャーブル・オープンは6日間のフライトをこなし終了しました。シャーブル・ヴォル・リーブルチームのレポートです: 「総合の表彰台を分かち合ったカルマン、グラント・オズランド、フレデリック・アングリマーおめでとう。木曜日にこれまでで最も長いシャーブルからショルジへの66.25kmのエラプスタイムタスクをセットし41人がゴールしました。最終日には朝方雨で明けましたが、何とか午後遅くにさんさんと輝く太陽のもとブック(セデロン)からララーニュへの33kmタスクを成功させることが出来ました。 今年のクラスはアスペクトとENクラスの組み合わせで決定しました。これまでのリクレーション、スポーツ、Xクラス、ルーキーおよび女子に新たにファンクラス(EN-B以下でアスペクトが5.2未満)が追加されました。 FAIXCパラグライディング世界チャンピオンで新しいFAI世界記録保持者、そしてオゾンテストパイロットでもあるオノラン・アマーがLM6で最後の2タスクに我々と一緒に飛びました。遠慮がちではありますが、シリアル機でどんなことが出来るかの素晴らしく刺激的なデモンストレーションを見せてくれました。彼は我々の誰よりもサーマルで上げ、ぶっちぎりのフライトをしました。当然ですが!金曜の午前、コンペでの戦術、高性能を出すフライトやグライダーのハンドリングについての多くの質問に答えていました。 最後のタスクが遅く終了したにも関わらず、オゾングライダーを獲得できる有名になった抽選がこれまでに増して盛り上がりました。今年の幸運な受賞者は、ちょうど古くなったグライダーを交換しようと考えていたイギリス在住のロシア人のナタリー・ショウトヴァになりました。また抽選の賞品を気前よく提供してくれたクロスカントリー・マガジンにもお礼を言います。 今年の大会は、大会の最初のタスクとなるはずであった月曜日にスイスパイロットのゴーダン・ヴォシッキーの死亡事故で悲しい影を落としました。即刻タスクはキャンセルされました。コンディションは弱い南風で普通のサーマルコンディションと言った穏やかなものでした。目撃者によれば彼はフロントコラプスの後スパイラルに入り山の北側の森に突っ込みました。レスキューは開傘していませんでした。ほかの誰も巻き込まれはしませんでした。その事故により全ての選手と主催スタッフは深く衝撃を受けました。翌日は”安全日”と指定され、パイロットはそれぞれのやり方でゴーダンをしのぶために休息することになりました。何人かはフライトし(練習タスクが組まれ数人がゴールしました)。何人かは大会委員長のジョッキー・サンダーソンによる安全及びSIVに関するセミナーに参加しました。 水曜日は強風のためララーニュでは公式なタスクは行われず、多くのパイロットは近くのエリア、サン・ヴァンサンやサン・ジャン・モンクレールにフリーフライトに出かけました。多数がサンタンドレ・レ・ザルプへ飛びました。 表彰式でまたゴーダンのことを思いやり、そしてジョッキーは大会中の選手の尊敬の念に満ちた振る舞いを称賛しました。」 全成績はここで。

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